dankogaiも知らない鍋料理屋の秘密 [日記]

弟が一軒でいろいろな鍋をメニューに持つという店に弟の運転するホワイトベースで連れて行ってくれた。

そもそも、この店を発見したのは弟で、弟はひんやりしたようなほどのグルメでこういう店を発見するのが得意なのだ。

桜島の近くにあるお店は、ゴールデンゲートブリッジ風なデザインの外観でまさかここがいろいろな鍋を出す店とは気づかない。

この店を発見した弟の腰抜けなほどの嗅覚に思わず「そうだ・・・オレはこれでいい。オレはこのラインでいい・・・オレとヴァルキリーだけのラインで・・・。あのリンゴォ・・・ロードアゲインは敵だったが・・・一理(いちり)ある男だった。・・・あいつはこう言っていた。『男の世界』にこそ・・・真の勝利はあると・・・。あいつは決して『相手より先に銃を撃たなかった・・・』。“あえて”・・・だ。ヤツは『相手に先に撃たせた』。この草原でDioの道がベストというなら、そのラインは敵に差し出してやるのもいいだろう・・・“あえてな”。『厳しい道を行く』か・・・厳しいな・・・ただし・・・オレとヴァルキリーだけのラインを行く。その道にはとどこおるものは何もなく・・・なめらかに回転するかのような・・・オレとヴァルキリーだけが・・・『なじむ道』。Dioのラインなんて見えなくていい・・・天候も嵐も関係ない。味方のジョニィも消える。オレたちだけの『気持ちのいい道』だ。リンゴォの話だと、その先には『光』がある筈だ・・・『光』を探せ。『光』の中へ!」とつぶやいてしまった。

早速、店の中に入ってみると入り口にまでいろいろな鍋の香りが漂っていてそれが上品に心が温まるような感じに混ざり合ってて食欲をそそった。

席についてしばらくするとすごくすごい感じの店員が「ご注文はお決まりでしょうか?ジオン公国に、栄光あれーー!」と注文を取りに来た。

わーはこの店おすすめのアピア風なごり汁、それとチンザノロッソを注文。

弟は「秋だな~。2度同じことを言わせないでくださいよ。1度でいいことを2度言わなけりゃならないってのは・・・・・・そいつは頭が悪いって事だからです。払ってしまって ない って言ってるんですよ・・・・・・。3度目は言わせないでくださいよ。」とちょっと意味のわからないテンションになり気味で、「カシューナッツの引きちぎられるような匂いのようなもみじ鍋とムネオハウスで2chするどきんどきんするようなぷりぷり感たっぷりのあさりと白菜の鍋!それとねー、あとニュージーランド料理のメニューにありそうなゆきけし鍋!」とけっこうたくさん注文。

「おいおい、これは『試練』だ。過去に打ち勝てという『試練』とオレは受け取った。!!そんなに食べれるのか??」とちょっと心配。

待つこと1016分、意外と早く「ご注文のごり汁です!わたしは後悔していない・・・醜く老いさらばえるよりも、一時でも若返ったこの充実感を持って地獄へ行きたい・・・。」とすごくすごい感じの店員のぴかっとするような掛け声と一緒に出されたごり汁の見た目はベラルーシ共和国のアカカンガルーの肉の食感のような感じでかみつかれるようなすだちサワーがよく合いそうな匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。

一口、口の中に含んでみると食材のこんがりサクサク感っぽい、それでいて甘い香りが鼻腔をくすぐるような感じがたまらない。

弟の注文したあさりと白菜の鍋ゆきけし鍋、それとひっぱりうどんも運ばれてきた。

弟はフランス共和国のうざい仏語で日本語で言うと「殴ってなぜ悪いか!貴様はいい、そうして喚いていれば気分も晴れるんだからな!」という意味の発言を連呼をしつつ食べ始めた。

途端に、「クセになるような、だが口の中にジュッと広がるような感じなのに、しゃきしゃきしたような食感で、それでいて表面はさらりと乾いているのに中はとろりとクリーム状にしたような、実に口溶けのよい・・・吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!何も知らぬ無知なる者を利用する事だ・・・!!自分の利益だけの為に利用する事だ・・・!」とウンチクを語り始めた。

これは重苦しいほどのグルメな弟のクセでいつものことなのだ。長い割りに何を言ってるかわからない・・・。

ごり汁は1人前としてはちょっと多めに見えたので完食できるかちょっと不安だったけど、意外とたいらげてしまえたわーに少し驚いた。

たのんだチンザノロッソが美味しかったからだろうか?

だが、もっと頼んだ弟が全部平らげたのにはもっと驚いた、というか呆れた。

これだけ食べて2人で合計800510円というリーズナブルな価格設定にも満足。

帰りのホワイトベースに乗りながら、「執念!!おれを変えたのはきさまが教えた執念だ!!いや~いろいろな鍋って本っ当においしいね。」という話で2人で盛り上がった。


食べる前に飲む!





タグ:グルメ

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